【令和4年度】宗祖報恩講
12/12(月)に当山で「宗祖報恩講」を行いました。
前日には本堂の雪囲いをして頂きました。両日ともにいい天気に恵まれ、カメムシも元気に飛んでいました😅
檀家さんと一緒にお経をお読みし、法要後はお茶とお菓子を頂きながらみなさま談笑されてました。
【本日のメニュー】
- 道場偈
- 勧 請
- 開経偈
- 読 経
- 方便品第2
- 陀羅尼品第26
- 普賢咒
- 所願不虚
- 祖 訓(「観心本尊抄」天晴れぬれば地明らかなり〜)
- 自我偈〈太鼓〉
- 唱 題〈太鼓〉(焼香)
- 此 要〈太鼓〉
- 回 向
- 奉 送
【本日のお話】
「なぜ鳩はぽっほとなくなのか?(童話)」
・童話作家の楠山正雄さんの作品「物のいわれ」という中で鳩の話がある。その話を紹介。
・鳩は昔から親不孝で親のいうことに逆らうくせがあった。それを知っている親鳩は子鳩にわざと逆のことを言って生活していた。いよいよ親鳩が亡くなる時、山の墓に入れて欲しい親鳩はいつもと同じように逆のことを言ったが、子鳩は親が亡くなった悲しさから、親のいいつけ通り守ってしまい、川にお墓を作ってしまう。当然、水かさが増すと、お墓はどんどん崩れていき、子鳩は親鳩をよけいに恋しがっていつまでもぽっほぽっほと鳴くようなった。孝行な子どもになろうと思っても、親のいなくなったのを、鳩は今でもくやしがっているのだそうです。
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