【令和6年度】宗祖報恩講(4月)
4/9(火)に当山で「宗祖報恩講(御講さま)」を行いました。
台風が来たのかなというぐらい激しい突風が吹いていましたが、たくさんの檀家さんがお見えになられました🙏
【本日のメニュー】
- 道場偈
- 勧 請
- 開経偈
- 読 経
- 方便品第2
- 寿量品(如是我成佛已来〜虚妄過者)
- 欲令衆(三界は安きことなし〜)
- 提婆達多品(大智徳勇厳にして〜苦の衆生を度脱せん)
- 祖 訓(「祈祷抄」大地は指さばはずるるとも〜)
- 自我偈〈太鼓〉
- 唱 題〈太鼓〉(焼香)
- 此 要〈太鼓〉
- 回 向
- 奉 送
【本日のお話】
「法華経について」
・お経とは?のちの弟子たちがまとめたものであり物語である。
・小乗仏教と大乗仏教の対立について。小乗仏教の時代には権威主義が進み差別が進んで、男性の出家者のみが成仏ができるとされる時代になった。それに対立したのが大乗仏教。
・大乗経典(般若経、阿弥陀経、維摩経、法華経、華厳経、密教…)。法華経とは?それまでのお経の矛盾を統合しお釈迦さまがいた本来の仏教に戻ろうとする立場。すべてのいのちは平等であり、すべての人々が仏になれる。
・平等とは?差別のままに平等である。男女、大小、高低など私たちはこの差を同じにすることが平等だと思っているがそうではない。→三草二木の例え。差別の中に平等を見て、平等の中に差別を見るのが仏さまの見方。
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