【令和4年度】お会式・像師会
10/10(月)に当山で「お会式・像師会」を行いました。
御会式桜🌸の造花を本堂に飾り、万灯をお供えし、恭しく宗祖またその孫弟子日像上人に報恩感謝の誠を捧げました。
檀家さんと一緒にお経をお読みし、法要後はお茶とお菓子を頂きながらみなさま談笑されてました。
【本日のメニュー】
- 道場偈
- 奉請礼
- 焼香偈
- 讃歎
- 開経偈
- 方便品第2
- 神力品第21
- 頂経偈
- 鉢のみ
- 対揚(敬白段、報地)
- 自我偈〈太鼓〉
- 乙御前御消息〈滅後崇重〉
- 唱 題〈太鼓〉(焼香)
- 此 要〈太鼓〉
- 回 向
- 奉 送
【本日のお話】
「御会式桜と乙御前御消息について」
・お会式の頃(10月13日頃)から6ヶ月にわたり花を咲かせる桜。関西だと本門法華宗本山、妙蓮寺が有名。ここの桜は恋結びの桜だそう。
・乙御前御消息。乙御前は子どもの名前。その母である日妙に宛てた手紙。日蓮上人がお手紙で「日妙聖人」と称するほど法華経の信者の鏡的な存在。「青はこれを藍より取りて、しかも藍よりも青し」とあるように信心の修行を重ねることの大切さを示している。また、「身は軽く法は重し」とあるように法が尊いからこそ、身が滅びようともその身は必ず尊い命をして崇められるであろうという日蓮聖人の布教に対する意気込みが感じられるお手紙。
この記事へのコメントはありません。