【令和6年度】花祭り(5月)
5/6(月)に当山で「花祭り」を行いました。
台風のような風がびゅうびゅうと吹く中、皆さん当山までお参りに来られました。
去年の記録を見たら去年も風が強かったみたいですね😅
法要後は皆さんで「甘茶」を飲んで今年一年の無病息災をお祈りしました。
【本日のメニュー】
- 道場偈
- 略勧請
- 開経偈
- 読経
- 方便品第2
- 欲令衆
- 施餓鬼文
- 奉請礼
- 濯佛偈
- 焼香偈
- 三徳偈
- 咒讃
- 自我偈〈太鼓〉(焼香・甘茶掛け)
- 唱 題〈太鼓〉
- 此 要〈太鼓〉
- 回 向
- 発 願
- 奉 送
【本日のお話】
「お釈迦さまの平等」
・お釈迦さまの誕生。天上天下唯我独尊のエピソード。誰しもが尊い。平等とは?
・法華経「三草二木のたとえ」。雨が平等に降っても伸びる木もあれば伸びない草もある。高い木は高いなりに低い木は低い木になりに生きている。一般的に考える平等は同じ雨を受けたのだからみんなが高い木にならなければいけないと考えてしまう。この差(差別)を無くそうするのが衆生(私たち)。
・しかし、みんな違って当たり前なのでだから成長も受け取り方もみんな様々であって当たり前である。この差別つまり多様性の上に普遍的な平等を見ることが大事。それが仏教では「法の下ではすべてが平等」という考え。法とはこの見えないけど何かある普遍的な真理のこと(仏)。
・差別の中に平等と見、平等の中に差別を見ることによって、自分の唯一無二の尊さを知る。自らの尊さを知ることでそれが誰しもが同じであることから、どんな人にでも敬ったとされる常不軽菩薩の但行礼拝へと繋がっていくのだろう。
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