【令和8年度】盂蘭盆会・施餓鬼会(8月)
8/12(水)に当山で「盂蘭盆会・施餓鬼会」を行いました。
蒸し暑い日の中、多くの檀家さんにお参りいただきました。
ご先祖さまをはじめ、ご縁のあった亡き方々を偲び、皆さまと一緒にお経をお読みしました。
お参りの後にはご歓談いただき、和やかなひとときとなりました。
【お経のメニュー】
- 道場偈
- 勧 請
- 開経偈
- 方便品第2
- 欲令衆 三界は安きことなし〜救護をなす
- 提婆達多品第12 深く罪福の相を〜最後
- 咒 讃 はち
- 供 養
- 施 食
- 灑水偈
- 焼香偈
- 願 文
- 対 揚(塔婆読み上げ)
- 自我偈〈太鼓〉(塔婆灑水)
- 祖 訓(盂蘭盆御書)
- 唱 題〈太鼓〉(焼香)
- 此 要〈太鼓〉
- 回 向
- 奉 送
【本日のお話】
●「お盆に学ぶ、いのちとの向き合い方」
・江戸時代から明治時代にかけての平均寿命は、女性で20歳代後半、男性で30歳代後半ほどで、現在よりも短いもの。戦後の昭和22年(1947年)に平均寿命が50歳を超え、その後の約60年でさらに30年ほど寿命が延びた。長く生きられるようになったのはごく最近のことなのです。
・昔は早く亡くなるものですから、「亡くなった方はどこにいるのか」「自分は死んだあとどうなるのか」という問いが自然に浮かぶ。死をどのように見るかということは、今をどのように生きるかということにもつながる。死後の安心について考えるからこそ、私たちは今を穏やかに生きることができる。お盆は、亡き方々を偲びながら、いのちについて見つめ直す大切なご縁でもある。
・お盆には、ご先祖さまがあの世から帰ってこられるといわれている。きゅうりの馬には「早く来てください」、なすの牛には「ゆっくりお帰りください」という願いが込められている。迎え火や送り火を焚き、亡き方々に思いを寄せる中で、仏教は悲しみをなくすのではなく、その悲しみを抱えながらも前を向いて生きていく力を与えてくれる。亡き方々に静かに手を合わせ、「ありがとうございました」と感謝をお伝えすることが、お盆の大切な営みである。




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